子どものための平和な地域決議
AKCDFtoMAPALAD KA及びその構成団体、AKAY,子全、OPENはすべての子どもが適切な教育と医療、栄養、平和な生活を与えられ、あらゆる形の暴力や虐待から保護される権利を有するとした「国連子どもの権利条約」および、「1987年フィリピン憲法」(第14,15章)、「子ども青年福祉法」(大統領令603号、第T部第3章)を想起しつつ、子ども平和地域(CPC)を創設することで一致し
子ども平和地域の考え方とは、子どもの諸権利と福祉が家庭でも学校でも地域でも最大限の保障と保護を与えられ、こどもを恐怖に陥れる児童虐待や暴力、戦争を防止する法が地域の様々な部門によって適切に執行され尊重される、子どもに配慮した幸福な地域のことであり
子ども平和地域は、すべての子どもに平等に教育と栄養、医療、保護が与えられることを保障する子ども福祉プログラム及びサービスを支援し計画し実行する上で地域の構成員が積極的に協力する区域であり
子ども平和地域は、自治体やNGO、教育機関、経営者・市民団体が協力し合って子どもの諸権利と福祉、保護のための発展プログラム及びサービスを以下の通り実行していく場であり
* 自治体各部門とNGO,その他の民間教育機関の間で、貧しい子供たちが質の高い教育とよりよい設備、サービスを受けられるようにするための教育プログラムや保育サービスを開発する。たとえば、義務的給食制度や、公立デイケアセンターその他の保育サービス組織に在籍する貧しい子どもへの教科書の支給。
* 定期的な幼児教育・保育セミナーと教育・保育士のための研修。
* 美術や音楽演劇を通して民衆文化と平和の大切さを子どもたちに伝えていくための文化プログラムを開発する。
* 子どもの権利条約と家族の価値について親を教育するプログラム、デイケアセンターや教育機関、児童福祉施設に在籍する貧しい子どもの親に対する、家庭をベースにした生計手段を売るための技術研修。
* デイケアセンターその他の教育機関の親たちを、子どもの権利と福祉、保護のキャンペーンに参加するよう組織する
地域の子どもたちを児童労働や虐待、差別と暴力から守るために、子どものための平和地域における発達保育サービスの適切な実施を保証するバランガイ子ども保護評議会を支持しながら、子ども保護のための市民の団結が確立されるべきであって、
ここに、下記の22団体は、以上明記した通り、子どものための平和な地域(CPC)および子ども保護のための市民の団結を創り出すことを決議する。
2009年1月3日、フィリピン、マラボン市ポトレロ区・AKCDFにて