8月15日から20日にかけてマニラに行ってきました

今年6月から新学期が始まりましたが、新しく入学した子どもたち、進級した子供たちの様子を見てきて日本の皆さんに伝える。AKAYのお母さんたちにつくてもらう製品の原材料を手に入れて、さらに製品を作ってもらう。お母さんたちとどんなプロジェクトにしたいか話し合う。困っていること、やりたいことを交流する。この6月から4度目の子どもの夢奨学金の対象者にインタビューするなどがツアーの目的でした。

マニラ郊外のタガイタイでは熱帯の美しい花やフルーツが歓迎してくれました

タガイタイには、タール湖の中に100個以上もの火山があり、気温も涼しく、マニラの避暑地として有名なところです。初日いきなりここでホッとしてしまいました。

AYJと合流し、マニラ市内の戦蹟、サンチャゴ要塞へ

今年のAYJツアー参加者は21名。日本AKAYのおばさんたちは、若い人がこれだけツアーに参加してくれることに、エネルギーをもらいました。 この日は、日本軍が残虐の限りを尽くした、サンチャゴ要塞へ。フィリピン独立の英雄、干せ・リサールの博物館もあります。が、第二次大戦中に日本軍が捕虜を水責めの刑にしたという、牢屋の前では、その残虐さを想像し、みんな言葉もありませんでした。

フィリピンAKAYのお母さんたちと

 

ここで、うれしい出会いがありました。今年の20周年記念で紹介された、この地区のロータリークラブの支援プログラム。AKAYのニタさんがその対象者になり、小さな屋台を開いていました。ここで、お菓子や、食事を販売。おかげで、借金をすることもなくなり、一家が食べていけるだけの収入が入ると大喜び。うれしい成果です。下右端の町並みは、ニタさんの家付近。雨が降ると、水がたまり、家まで上がってくることも。行政がなんとかしてほしいものです。

 

アリスさんたち縫製チームとの交流。 要望は?の問いに、日本からの注文を途切れることなく続けてほしい。と切実な答え。注文が途切れると、それだけ家計に響くとのこと。大いに反省させられました。アリスさんたちは、いろいろ自分たちでも工夫をしていて、モデルの商品を見せると、「作ってみる」と意欲的。今回持ち帰った、ビニールのトートバッグは、マニラ大会などで使った、大きなバナーなどの布を使って作ったリサイクル商品。なかなかおしゃれです。AKAY製品のコーナーで紹介していきます。

目 次
ツアー行程

8/15 マニラ空港からバタンガスへ

8/16 タガイタイ経由でポールさん宅へ

8/17 AYJスタディーツアーと合流、インタラモロスへ

8/18 AYJとリラ・ピリピーナ、クーヤドロップインセンターへ

8/19 AYJとともに子どもたちとゲーム、のちAKとバザー

8/20 帰国